プレッツェルをもっと詳しく!

プレッツェル
soft pretzels baked in the form of knot and sprinkled with salt on white wooden table with cheese sauce, horizontal view from above, flat lay, free space

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プレッツェルをもっと詳しく!

日本でもお馴染みとなったドイツを代表するパンのひとつ、プレッツェルのあれこれについて紹介します!

特徴的な形と色について

プレッツェルの名前は「腕」という意味のラテン語 brachiumという言葉に由来しています。その意味を知ると、確かに交差部分が、腕を組んだ形に見えてきますね。

何と言ってもプレッツェルの特徴はこの形にありますが、もうひとつの特徴はこんがりと濃い焼き色です。

この独特の茶色い焼き色は、焼く前の生地をラウゲンというアルカリ液に浸すことで、加熱などで色がつくメイラード反応というものによってできるものです。茶色の皮部分の香ばしさは、プレッツェルの魅力的な特徴です。

なぜプレッツェルにはラウゲンを使うのか

それでは、なぜプレッツェルはラウゲンに浸すのかを紐解いてみましょう。

本当のところは明らかにはなっていないのですが、有力な説が2つあります。

ひとつめは、ミュンヘンのパン職人が、いつも使用していた砂糖水と間違えて、天板の洗浄用のアルカリ液を塗ってしまった、という説。仕上がりの味と色に満足した店主がそれを広めたとのこと。

もうひとつは、シュヴァーベンのパン職人が、プレッツェルを作っている時に猫が天板に飛び乗り、プレッツェルがラウゲン液の入ったバケツに落ちてしまったという説!もったいないのでそのまま焼いてみたことで誕生したということです。

どちらにせよ、運命のいたずらによって生まれた偶然の美味しさということですね!

プレッツェルはパン屋のシンボル

昔からプレッツェルの形はパン職人のシンボルだったそうです。その歴史は古く、1111年に作られた紋章が確認されていると言われています。パン職人組合やパン屋さんの看板、パンメーカーのロゴにもプレッツェルの形が多く使われています。

今もプレッツェルのモチーフは大変人気があり、パン屋さんだけではなくさまざまなグッズもみかけます。日本でもプレッツェル型のグミやクッキー、チョコレートなどあちこちで売られるようになりましたね。

プレッツェルにまつわる祭事や習慣

奥深い歴史を持つプレッツェルにまつわる習慣やお祭りは、キリスト教が普及する前からあったといいます。

ドイツ南西部ラインラント地方の街シュパイアーで毎年7月に行われているプレッツェルフェストは、30万人以上もの見物客が訪れる地方最大のお祭り。100店以上が出店し、パレードで惜しみなく配られるプレッツェルは、なんと20万個!

この、プレッツェルを配る習慣を紐解くと、14世紀に遡ります。

商売で富を得たミュンヘンの商人が利益を寄付したことをきっかけに、馬に乗った「プレッツェルの騎士」がプレッツェルを配る習慣ができたといわれています。今でも毎年、当時の服装をした騎士がミュンヘンの創立記念祭などに登場するそうです。

エリア別プレッツェル

プレッツェルは種類も色々。主にドイツ南部で普及しているとされていますが、もちろんその他の地方でも愛されています。

珍しいもで言えば、ゾーリンゲン地方のブルガープレッツェル。固くサクサクしているため、コーヒーに浸して食べることが多いそう。

ドイツ南部のシュヴァーベン地方のビアプレッツェルは、文字通りビールを入れて作られます。同じく南部のヴァルファープレッツェルは表面に小麦でんぷんと塩を混ぜたものをまぶして焼くそうです。

そしてミュンヘンっ子の食生活に欠かせないのは、美味しそうな焼き色のバイエルン風プレッツェル。ドイツ南部バイエルン地方に普及するプレッツェルで、基本の形は同じ。全体的に太さが均一で、一番太いお腹の部分にクープ(切れ目)を入れないのが特徴です。焼いて膨らんだ時に自然に割れるのをよしとしているそう。

ラウゲンプレッツェル!

主にドイツ南部シュヴァーベン地方に普及しているプレッツェルはEURO BAKERY TOKYOでもお馴染みのラウゲンプレッツェル!

ラウゲンプレッツェルの特徴は細い腕と太いお腹!お腹に1本入ったクープの開いた部分がふっくら白く、美しいコントラストが食欲をそそります。カリッとした細い部分ともっちりしたお腹の部分の2つの食感も楽しめます!

バイエルン風プレッツェルは油脂をほとんど入れずに仕上げるのに対して、ラウゲンプレッツェルはバターやオイルなどの油脂を生地に混ぜ込み、滑らかでクープの入れやすい状態に仕上げています。全体の形も作り手によって少し縦長だったり、少し角をつけていたり、楕円だったりと、ひとつひとつ個性が出るのも面白く、好みの形を見つければ、自然と愛着が湧いてきます。

 

EURO BAKERY TOKYOには、プレーンタイプとバターインタイプ、どちらのプレッツェルも揃っています。

香ばしい小麦の旨味をしっかり味わえる絶妙な歯ごたえのラウゲンプレッツェル。

ハートのボトム部分に発酵バターのチャンクがたっぷり入ったバターインプレッェル。

食べやすいスティック状をしたバターイン スティックプレッツェルも登場しました!

解凍するだけでそのまま美味しくお召し上がりいただけますが、トースターで温めればなおGood!

食事に添えてそのまま食べても、サンドイッチなどにアレンジしても、お好みでお楽しみいただけます!

気になった方はこちらからぜひ↓🥨↓

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